どんな職業だって

今の家に引っ越した時から管理人さんとは別に毎日建物をクリーンしている方が何人かいるのですが、一人だけいつも笑顔で挨拶や声をかけてくれる方がいて、そのほかの人にも挨拶するけど、こっちすら見てくれなく「おはようございます」という。本人たちの仕事は『クリーン』だから間違って無いのだけど。


有名なこんな話がある


教会を建てている入り口の壁を作っている人に、こう聞いてみると


Q『何をしてるんですか??』


Aの人は『見ればわかるだろ、壁作ってんだよ。』

あたかも怒られたかのような言い方


Bの人は『教会の壁を作っているんだよ。』

普通な意見ですよね。


Cの人は『僕はここに笑顔で人が集まれる場所を作っているんだよ。』

作っているモノもそうだけど、何かを体験出来る。そんなことを考えている。

ようは、誰かに喜んでほしいと願って作っている。




美容師は『見りゃわかるだろ!髪切ってるんだろ!』ではないですよね?


みなさんはこの話を聞いてどう思いますか?

髪のヘアスタイルを通じてその人のライフワークを豊かにするのが美容師。

戦争をしてる国では美を追求しよう!とはなら無いです。その一瞬を生きれるか?その方が大事。美容師が美容師をやれるのは平和なのかもしれ無いですね。


話は戻りまして。

いつも朝挨拶をしてくれる方。当然名前も知ら無いんですよ。でもね今朝『足が悪くて今月で辞めることになったんです。』と言われ、その方のこと何も知ら無いけど涙が出てきて、いつも出勤する時、笑顔で『行ってらっしゃーい』って見送ってくれていて、それが当たり前になっていた自分がいて、「挨拶と笑顔だけでも関係性は築けるんだな」と。しかもわざわざ言わ無いで居なくなることだってあるのにちゃんと伝えてくれた。すごく嬉しかった。なおさら寂しくなるよ。

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